自立を目指したい方へ

sakura

自立した日常生活を送れるよう
さくらがサポートします。

さくらは利用者様の社会的な自立に向けて、共同生活のなかで身の回りのことを含めた、生活能力の維持や向上を目指す自立訓練・生活訓練施設です。
専門職のスタッフによる24時間のフォロー体制のもと、個人の能力に応じた支援を計画。個別支援から集団プログラムまで一人ひとりに合わせたサポートに力を入れています。

日中の訓練だけでなく、2年間居住の場を提供する宿泊型自立訓練、また最短1泊2日から利用可能な短期入所サービスどちらもご案内できます。

施設案内

施設名称 生活訓練施設さくら
住所 〒505-0004
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3555
TEL
FAX
0574-25-0979
0574-25-1296
営業時間 24時間365日営業
通所サービス 8:30~17:15
宿泊サービス 17:15~8:30
定員 宿泊型自立訓練:20名
自立訓練(生活訓練):20名
短期入所サービス:5名
サービス
提供地域
美濃加茂市・可児市・関市・美濃市・郡上市・坂祝町・富加町・川辺町・八百津町・七宗町・白川町・東白川村・御嵩町にお住まいの方
(他の地域の方でもご相談ください)
事業案内
  • 障害者総合支援法に基づく事業
  • 自立訓練(生活訓練)事業
  • 宿泊型自立訓練事業
  • 短期入所事業(ショートステイ)

宿泊型自立訓練について
入所後2年間のうちに、入浴をはじめ洗濯、掃除、料理など自立した日常生活を営むために必要な訓練、また生活相談および助言を実施します。
【利用期間:原則2年間】
短期入所サービスについて
ご自宅で生活されている方が短い期間だけ入所し、入浴から食事の提供、その他の必要な支援を受けます。
【利用期間:利用者によって月に利用できる日数が異なります。市町村が障害の程度によって決定します。】

このような方に、
ご利用をおすすめします。

一人暮らしをできる能力を身に着けたい
  • 生活リズムを安定させたい
  • 掃除、洗濯、料理など生活能力を高めたい
  • 金銭管理が苦手で、必要なスキルを学びたい
社会で安定した暮らしを送りたい
  • 自宅にこもりがちだけど、社会への一歩を踏み出したい
  • コミュニケーションをとるのが苦手
  • 病状は安定しているが、退院先が見つからない
  • 病気など急な預かりに対応してほしい

さくらには、下記の疾患をお持ちの方が利用されています。

統合失調症、うつ病、双極性感情障害、自閉症スペクトラム障害、
注意欠陥多動性障害、強迫性障害、パニック障害、知的障害、高次脳機能障害など、
様々な疾患、障害をお持ちの方が利用されています。

さくらの特色

自立を目指したい方へ

01.生活に必要な
さまざまな能力の獲得

障害のある人が長い入院生活や施設生活から離れ、住み慣れた地域で自立して暮らせるよう、訓練を通じて日常生活で必要となるさまざまな能力を養います。

料理、洗濯、掃除、体調管理をはじめとする日常生活能力、障害や疾患の特性に関する正しい知識と理解、より良い対人関係を育むコミュニケーション能力。
こうしたあらゆる能力を身につけることで、生活リズムを整えながら、自立した日常生活や社会生活といった将来に向けたはじめの一歩を後押しします。

習得を目指す能力

日常生活能力 プログラムや当番業務を通じて日中活動を含めた生活リズムの獲得を目指します。そのほか金銭管理、服薬管理、交通機関の利用や各種手続き(銀行や郵便局、役所)といった、生活する上で必要なスキルを学びます。
自己管理能力 自らの障害や疾患の特性を受け入れ理解することを目指します。またストレスや体調悪化時の対処方法を学び身につけます。
コミュニケーション能力 あいさつや返事の大切さを学びます。自分の意思や考えを相手に伝えたり、他人の意見を聞いたりする力を身につけます。

自立を目指したい方へ

02.個別支援から
集団プログラムまで

利用者様の目的に応じた個人支援や、同じ障害を持つ方同士が集まって共に学ぶ集団プログラムを行います。

個別支援では、一人ひとりの困りごとに応じて支援計画を立て、無理のない課題や目標を設定。個別プログラムを考えて実行します。
集団プログラムは、外出系プログラムを中心とした構成で、自身が抱える問題を他のメンバーと分かち合うなかで、コミュニケーション能力の向上や協調性を養います。

個別支援について

個別支援ではまず入所後にご本人とご家族を交えてケア会議を実施。その後一人ひとりに合わせた目標を設定し料理プログラムや金銭管理、服薬管理といった個別プログラムを一緒に考えます。

支援は3ヶ月ごとに振返りを実施し、必要に応じて支援計画の見直しも行います。

集団プログラムについて

集団プログラムは生活能力の習得やコミュニケーションの機会、社会資源を知るための外出系のプログラムで構成しています。
平日は活動性が低い方が対象で、受け身的かつ自分のペースで参加しやすい訓練、休日は平日仕事や精神科デイケアに通われている方も含め全員が対象です。

集団プログラム例

映画・動画
映画や録画したテレビ番組、YouTubeの鑑賞
運動
屋内でのヨガ、体操、健康相談、屋外散歩
リラックス・制作
季節に合わせた個人・集団制作活動
メンズ会・女子会
サイコロトークなど同性のみでの交流
掃除・部屋チェック
共有スペースの掃除、居室内のチェック、掃除方法の指導
ミーティング(通称:さくら御殿)
ゲームやフリートーク、さくら内での検討事項などを話し合う、集団でのコミュニケーションの練習
買い物
近隣の商業施設に外出しセルフレジの使い方、エコバックの活用法、上手な小銭の使い方などを実践
事前に施設内で予習。
マップ作り
実際に地域のお店や社会資源を歩いて体験し、散策中に撮影した写真をもとに地図を作成。
生活講座
洗濯、身だしなみ、衣替え、居室の整理整頓、大掃除、ゴミの分別など各月テーマを決めて実施。生活の知恵や具体的なコツを学ぶ。
季節行事
花見、夏祭り、ハロウィン、クリスマス会

自立を目指したい方へ

03.専門職のスタッフによる
サポート

精神保健福祉士、看護師、作業療法士など障害の特性を理解した専門スタッフが支援。常時7人体制で、24時間365日フォローできる環境を整えています。

支援内容や問題点・課題点については専門家同士で情報共有し、利用者様の能力や環境、心の健康状況を総合的に評価し、ご本人にとってもっとも適切な支援へとつなげていきます。


自立を目指したい方へ

04.全室個室!
プライバシー尊重で安心を

宿泊施設は、22部屋全室が個室。プライバシーを尊重する部屋で自由に過ごせます。

個室にはベッド、マットレス、机、椅子、エアコン、クローゼット、カーテン、洗面台といった生活に必要な設備を完備。

宿泊施設内にはご利用者同士が集えるリビングルームも設けており、コミュニケーションを活性化させることにより孤立を防ぎます。またリビングルームにはテレビがあるため、娯楽としても楽しんでいただけます。


自立を目指したい方へ

05.退所後の継続したサポート

訓練を通じて生活能力を身につけた後は、利用者様の状況に合わせて各施設・福祉サービスを紹介。

地域生活支援センターひびきや授産施設Green birdなどと連携し、自立した日常生活を営めるまでサポートを継続します。

必要に応じて自宅やアパート、グループホームなど退所先を一緒に探したり、必要な物を揃えたりする支援も対応します。


自立を目指したい方へ
利用者様の声
  • 夜間や休日にもスタッフさんがいるので、毎日安心して過ごせます。
  • 食事がおいしいです。
  • 寮費が安いので、障害年金の範囲内でやりくりができます。
  • 春にはきれいな桜がみられます。「さくら」という施設名だけありますね。
  • 徒歩圏内に病院、銀行、ドラックストア、スーパー、美容院、衣料品店といった商業施設が複数あります。生活するのに便利な施設です。

活動内容

下記のスケジュールは宿泊型自立訓練の内容です。

7:30 開錠、朝食
8:50

朝のミーティング(日曜日と祝日は休み)

実施内容
検温、体調確認、当日の予定確認、当番業務の確認、連絡事項

10:00 午前のプログラム開始
11:45 昼食※お弁当を注文できます。
13:30 午後のプログラム開始
16:45

夕のミーティング(日曜日と祝日は休み)

実施内容
検温、体調確認、翌日の予定確認、連絡事項

18:30 夕食
20:00 施錠
22:00 消灯

スタッフ一覧

名称 資格 正職員 非常勤 合計
管理者 精神保健福祉士 1名   1名
サービス管理
責任者
精神保健福祉士 1名   1名
地域移行支援員 精神保健福祉士 1名   1名
生活支援員 精神保健福祉士
作業療法士
看護師
5名 7名 12名
自立を目指したい方へ
名前 長村 慎太郎(サービス管理責任者)
職種 准看護師
コメント 地域での生活を希望されている方、地域での生活を立て直したいと思っている方、さくらで生活技術を身につけませんか。是非、私たちスタッフと一緒に取り組みましょう。
ナースの森

施設・設備紹介

自立を目指したい方へ

リビングルーム

自立を目指したい方へ

個室

自立を目指したい方へ

食堂

食事について

朝食・夕食は管理栄養士が献立を考えており、栄養バランスのとれた食事を提供しています。

自立を目指したい方へ

浴室

障害福祉サービスに関する
利用料

厚生労働大臣の定める基準により料金が決まります。その上で自己負担が発生します。(※令和4年度現在)

自立訓練・生活訓練 1日748円(1割負担)
宿泊型自立訓練 1日271円(1割負担)

万が一、1ヵ月の利用料が負担上限月額に達した場合は、負担上限額を請求いたします。
負担上限額について、福祉サービス受給者証で確認できます。
詳しくはお問い合わせください。

福祉サービス受給者証とは、障害のある人が福祉サービスを利用するにあたって、各自治体から交付される「受給者証」です。市町村によって、助成を受けられる場合があります。上記以外に、食事提供や日用品費などその他の利用料は別途請求します。月末締め翌月10日に請求します。

ご利用の対象となる方

生活能力の維持・向上のトレーニングが必要な障害のある方

ご利用開始までの流れ

さくらは障害者総合支援法下の施設です。サービス利用にあたっては、『障害福祉サービス』を市町村に申請する必要があります。

さくらと障害福祉サービスの利用手続きは同時並行で行われます。市町村によっては「精神障害者保健福祉手帳」を取得している事、もしくは申請予定である事が条件になる場合があります。

障害福祉サービスの申請

サービス申請

市町村に自立訓練(生活訓練)事業・宿泊型自立訓練事業の利用を申請します。

計画相談事業所の決定

認定調査

認定調査員がご自宅にお伺いし訪問調査を行います。調査は国が定めた項目に沿って実施。
調査内容は概況調査(ご本人やご家族の状況、生活の場所や居住環境、日中の活動の状況などに関する調査)と障害支援区分認定調査(心身の状況を把握するための80項目の調査)の2種類です。

計画相談

担当の相談支援専門員からサービス等利用計画書を作成するための聞き取りが行われます。これまでの生活歴や家族構成、居住環境、経済状況、治療歴、生活状況、希望、困難に感じていることなどをお聞きします。

支給決定

市町村から決定通知書と福祉サービス受給者証が発行されます。

期限ごとの更新手続き

担当の相談支援専門員が、定期的に計画相談の聞取り(モニタリング)を行います。その際、計画通りサービスが利用できているか、利用サービスや頻度がご本人に合っているか、ご本人の希望に変化がないかなどを聞き取ります。必要に応じて計画を変更します。 

障害福祉サービスの申請

サービス利用に必要なもの : 障害福祉サービス受給者証/印鑑(本人、身元保証人)
入所・通所ともに、契約時は身元保証人が必要となります。

お問い合わせ

まずはさくらもしくは関連施設の支援センターひびきにお問い合わせください。

見学・体験

スタッフが見学日時を調整。当日はさくら内の見学や訓練を体験します。

利用申込み

利用を希望される場合は申込み用紙の記入や、市町村申請など各種手続きを行い、申込み手続きを進めます。

利用判定会議

担当者が会議を開き、利用の可否について話し合います。

利用開始

利用の判定が出た後に、登録手続きを行います。登録にあたっては主治医の意見書が必要となります。

よくある質問

申込み後、即入所はできますか?

お部屋の空き状況により、入所できる時期は異なります。

まずは見学だけしたいのですが可能でしょうか。

可能です。まずはご相談ください。

自立訓練・生活訓練の利用期間は限られていますか?

原則2年間(最長1年の延長申請可)です。
ただし状況次第で、それ以前の退所も可能です。

いつでも入浴はできますか?

シャワーは6:00~22:00の間、利用できます。
17:00~22:00の間は浴槽につかれます。

外出、外泊は自由にできるのですか?

可能です。食事の関係もあるため、事前にスタッフへご相談ください。

通院先は別ですが、入所はできますか?

入所時にはのぞみの丘ホスピタルへの転院が必要となります。
短期入所に関しては転院の必要はありません。

自室での喫煙はできますか?

敷地内での喫煙は禁止しております。

寮費は月どれくらいかかりますか?

居室代、食事代を含め、月平均4万円前後の寮費がかかります。