診療案内

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このような症状に
お悩みではありませんか?

もしこのような症状でお悩みの方は、当院で治療できる可能性がございます。
まずはお気軽にご相談ください。
医療相談員が丁寧にお話をお聞きし受診のご案内を致します。

 

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不眠
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 早朝に目が覚める
  • 眠りが浅い
  • 足がむずむずして眠れない
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情緒の問題
  • 落ち着きがない
  • 気分の波が激しい
  • 常にイライラしている
  • 自分を傷つけてしまう
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自律神経の乱れ
  • 頭重感がある
  • 体が火照る
  • 手足が冷たい
  • のどが詰まった感じがする
  • 緊張するとお腹が痛くなる
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認知症の症状
  • もの忘れが多い
  • 人や物の名前が思い出せない
  • 何度も同じことを聞く
  • 道に迷う
  • 性格が変わった
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精神病が疑われる症状
  • 正体不明の声が聞こえる
  • 見張られている気がする
  • 悪口を言われている気がする
  • 自分の考えが他人に伝わっている気がする
  • 他人の考えが入りこんでくる
  • ひとりで笑ったり、ひとりごとを言う
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不安
  • 不安で胸がドキドキする
  • 人前に出られない
  • 乗り物に乗れない
  • 狭い場所へ行けない
  • 緊張して手が震える
  • 何度も確認する
  • 悪い病気にかかったのではと心配する
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発達障害症状
  • 周囲から落ち着きがないとよく言われる
  • 片付けが苦手
  • 独特のこだわりがある
  • 光や音に敏感
  • 大事なものをよく失くす
  • 場の空気が読めない
  • 突然予定が変更になるとパニックになる
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気分の不安定さ
  • 気分が落ち込む
  • やる気が出ない
  • 気持ちが焦る
  • 集中力がない
  • 自殺を考える
  • 元気が良すぎる
  • 衝動的な行動が多い

診療科目

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心療内科・精神科・内科

当院では精神疾患全般について、診察や治療に幅広く対応しています。
各専門職のスタッフが連携し、お子様からご高齢の方まで丁寧にサポートいたします。

主な疾患
  • うつ病
  • 統合失調症
  • 双極性感情障害(躁うつ病)
  • 認知症(および周辺症状)
  • 不安障害
  • 不眠症
  • もの忘れ
  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)
  • 学習障害(LD)
  • 強度行動障がい
  • 強迫性障害
  • 摂食障害
  • アルコール依存症
  • 神経症
  • 人格障害
  • 知的障害
  • 適応障害
  • 高次脳機能障害

治療の特徴

01.外来・入院治療から
社会復帰まで、
切れ目のない支援

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“地域のかかりつけ精神科病院“として、うつや適応障害、総合失調症など精神疾患全般を対象に、急性期から社会的な自立まで長い期間に渡り支援します。
治療においては、薬物療法や精神療法、心理療法のほか、作業療法や理学療法など各種療法を組み合わせ、患者様の症状に適した包括的な治療で、早期回復を目指します。

また急性期あるいは何らかの要因で長期入院が必要な方には、急性期治療病棟や療養病棟で身体的ケア・生活指導を通じた、より専門的な医療も行います。

退院後は院内関連施設や他医療機関、保健所や市町村の保健センターとさまざまな福祉サービスの利用をご案内。働きたくても働けない方への職業訓練や住む場所の提供など自立に向けたサポートを実施しています。 このように患者様が住み慣れた地域社会で安心して復帰できるまで、切れ目のない支援を行います。


02.多職種連携による
幅広い疾患への治療

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統合失調症や気分障害、認知症などの精神科での主要な疾患はもちろん、発達障がい、高次脳機能障害、強度行動障がい、摂食障害など多様な疾患についても、多職種によるチームで患者様に寄り添った医療を提供しています。
入院中には多いときで、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士、管理栄養士、臨床心理士/公認心理師、精神保健福祉士と8職種を超える職種が、ひとりの患者様を支援することもあります。これに加え、退院後の生活を見据えてデイケアや訪問看護ステーションと関連部署とも連携します。
このように多職種が協働するチーム医療によって、質の高いケアの提供とともに患者様の生活の質(QOL)の維持・向上にもつとめています。

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認定看護師について

現在、感染管理認定看護師1名、認知症看護認定看護師1名、摂食・嚥下障害看護認定看護師1名が在籍しています。看護分野に熟練した認定看護師が、水準の高い手厚いケアをご提供します。

連携による支援例

多職種連携による支援の具体例をご案内します。
治療にあたる際は、精神症状、身体疾患、ADL、生活環境、家族関係、性格、生活歴などさまざまな視点からのアセスメントを多職種間で共有し、具体的な支援の必要性を検討していきます。

アセスメントとは? アセスメントとは医療現場・福祉現場において、患者様やご利用者に適切な治療や支援を行うため、身体診察・検査などで収集した情報を分析し、評価することです。

CASE01.
認知症高齢者
症例:行動心理症状(BPSD)で入院
  1. 最初に多職種がそれぞれの視点でアセスメントを行い、チームで共有します。
  2. 看護師、作業療法士、理学療法士が生活リズムの確立、ADLの維持向上、廃用の予防などを目的に、積極的に関わります。入院中は関わりの工夫や環境調整、薬物療法でBPSDの軽減を図ります。
  3. 管理栄養士は食事摂取量を把握し、必要な摂取量が確保できるよう、嚥下機能に応じた食形態、好みに応じた食事などを提供します。
  4. 薬剤師は他科薬による認知機能の低下への影響を検討します。その際、副作用の発現にも注意を払います。
  5. 精神保健福祉士は退院後の介護保険サービスの利用を見据え、家族やケアマネジャー、介護保険サービス事業所と連携をします。

退院に当たっては、当院でのノウハウを家族や事業所に伝達します。

  • 一連の流れの中で、定期的にカンファレンスを実施します。必要に応じて臨床心理士/公認心理師による心理検査を実施します。
  • 上記におけるアセスメントは、認知症のタイプ、進行度、BPSDの内容、発現する背景、身体合併症、他科の薬剤の影響の有無、ADL・IADL、嚥下機能、本人の生活史、興味関心、趣味、現役時代の職業、家族との関係性など、幅広い視点で実施します。

他科薬は当院(精神科)以外の医療機関から処方された薬を指します。

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CASE02.発達障がい
症例:発達障がいが疑われ外来受診された児童
  1. 医師がご本人やご家族からお話をお聞きします。
  2. 医師の指示により、臨床心理士/公認心理師が複数の心理検査を実施します。
  3. 医師と臨床心理士/公認心理師が連携して、検査結果を本人や家族などへフィードバックします。
  4. 必要に応じて、担任の先生や職場の上司などに心理検査の結果を説明や特性に応じた対応のアドバイスをします。
  5. 必要に応じて、薬物療法や心理療法を実施します。
CASE03.統合失調症
症例:幻覚・妄想などがあり入院
  1. 入院初期には医師による診察、薬物療法と看護師による看護ケアが中心になります。
  2. その間、作業療法士や精神保健福祉士は介入の準備のためにアセスメントを行います。精神保健福祉士は家族支援も行います。
  3. 急性期の症状が落ち着いてきたら、作業療法士によるリハビリ(集団での活動による、生活リズムの確立、対人コミュニケーション、気分転換など)を行います。
  4. 薬剤師は、処方薬により副作用の発現がないか、服薬に対する不安の軽減などを行います。また、本人にあった剤型の検討を行います。
  5. 管理栄養士は食事摂取量などに気を配ります。肥満傾向がある方や糖尿病を抱えている方には、栄養指導を行ったり治療食を提供したりします。
  6. 精神保健福祉士は、療養生活上の不安などの相談に応じます。必要に応じて医療費軽減のための制度を案内したり、職場や学校、家族などと話をして本人の不安の軽減を図ります。
  7. 入院後期には、退院を見据え、医師や看護師は退院後の治療継続のための働きかけを行います。
  8. 精神保健福祉士は、退院後の生活をイメージし、必要な福祉サービスや制度との接続を図ります。
  9. 必要に応じて、デイケアや訪問看護ステーションなどの担当者と本人との面接の調整を行います。また、一緒に見学に行くこともします。

一連の流れの中で、定期的に(2週間に1回程度)多職種によるカンファレンスを行い、それぞれの評価や支援の内容などを共有し、方向性の統一を図ります。必要に応じて臨床心理士/公認心理師による心理検査を実施します。

 


03.県内随一、
高水準の精神医療

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医療資源が少ない中濃圏域において、お子様からご高齢の方まで幅広い年齢層の方々が、近隣の医療機関で高水準の医療が受けられるよう、対象を限定せず診療を行っています。

特に統合失調症や気分障害(うつ病、躁うつ病)、認知症などの患者数が多い疾患に対しては、質の高い治療や支援およびそのための連携に強みがあります。

また発達障がいや高次脳機能障害、児童思春期疾患などの専門的疾患に対する治療や、高度医療機器を用いた検査、治療抵抗性統合失調症に対して有効とされるクロザリル(薬物療法)も導入し、医療水準の向上をはかっています。

各種検査について

脳画像検査、CT検査、MRI検査、心電図血液検査、血液検査、心理検査など多数の検査を実施しています。
認知症の鑑別・確定は症状だけでなく、こうした各種検査を総合的にふまえて診断します。

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CT検査

身体の周りにエックス線をあて、身体を通過したエックス線情報をコンピュータで解析。連続した輪切り状の断層写真を得る検査です。最近ではらせん状に連続撮影することで、全身を一度に調べることができます。

薄い断層画像データを多数取得することで、冠状断(縦切り像)や矢状断(横切り像)の多断面や3D画像(立体的な写真)といった、あらゆる角度からの観察が可能となります。

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MRI検査(中部国際医療センターで実施)

強力な磁石と電波を使用し、身体の内部の状態を観察する検査です。電波をあてて、発せられる信号を読み取り、さまざまな方向の断面画像を作成できます。

脳血管障害や頭蓋内占拠性病変、脳萎縮などを確認し、脳血管障害や器質的認知症の鑑別にも用いられます。

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SPECT検査(中部国際医療センターで実施)

放射性物質を含んだ薬(放射性医薬品)を注射します。薬は肘の静脈から投与し、血流によって目的とする組織・臓器で留まります。薬から出てくる放射線の、体内における分布状態を計測して画像化。血流量や代謝機能の情報をえることができます。

SPECT検査ではCT検査などの形態像ではなく、脳血流の低下した部位や代謝機能が低下した部分を将来に調べられ、種々のタイプの認知症の鑑別に用いられます。

MRI検査・SPECT検査など高度医療機器をもちいた検査は、どの医療機関でも受けられるわけではありません。当院で検査が必要となった場合は、中部国国際医療センター(連携医療機関)で検査のみ実施いただきます。

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臨床検査について

検査数値や検査所見は医師が病状や健康状態を把握するために重要な情報源となります。
当院では2名の臨床検査技師が『検体検査』『生理検査』の2種類を実施しています。

検体検査について

採取した検体をもちいた検査です。当院では以下の検査を実施します。

一般検査

尿や便による検査です。尿の成分を測定することにより、腎臓や尿路疾患、肝疾患、糖尿病を知ることができます。便では、消化管出血などがわかります。

血液検査

赤血球や白血球、血小板などを測定し、貧血、感染症、白血病などの血液疾患などがないか調べます。

生化学検査

さまざまな酵素、ホルモン、代謝物の血液中の濃度を測定します。心臓疾患、肝疾患、腎臓疾患などを調べます。また、がん細胞から産生される腫瘍マーカーも調べることができます。

その他検査

インフルエンザ抗原検査、ノロウィルス抗原検査、肝炎ウィルス検査、喀痰や尿を使った細菌培養検査

生理検査について

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体に直接触れて検査を行います。当院では以下の検査を実施します。

①心電図検査
心臓が動くときに生じる微弱な電気信号を記録する検査です。不整脈、心筋梗塞、狭心症、心肥大などが分かります。

②脳波検査
脳が活動する時に生じる電気信号を、頭部につけた電極でとらえ記録する検査です。てんかんの診断や判定、けいれんや意識障害の評価、診断等に用いられます。

脳波検査を受ける上での注意点
  • 検査時間は、30分から1時間ほどかかります。お手洗いは事前に済ませておいてください。
  • 頭皮にクリーム状のペーストを使用して脳波皿電極を装着します。検査後は、
    検査員ができるだけペーストを拭き取りますが、各自で洗髪をお願いします。
  • 脳波検査中には痛みは伴いません。安心して検査を受けてください。
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心理検査や心理面接について

臨床心理士/公認心理師が心理面接や心理検査を行います。
心理面接では悩みごとや困りごとへの対処能力を高めるサポートを実施。
心理検査では認知機能、物事の受止め方や対処方法の特徴を把握し、今後の治療や日常生活に活かしていきます。完全予約制で個別に対応。

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薬剤管理指導

主に急性期病棟のクリティカルパス運用の患者さん対象にカンファレンスに参加して服薬指導(薬効説明CP換算による副作用のチェックなど)を行いますが他科薬剤についても指導しています。
患者さんの特性によりチーム医療の一環として多職種で構成された服薬教室にて01.体内動態、 02.服薬継続の意義、 03.飲み忘れ時の対処、 04.副作用発生時の対処の指導の他、地域住民の皆さんへのお薬セミナーも薬剤師の観点から実施しています


04.精神科救急として24時間365日対応

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精神科疾患の中には激しい気分高揚や落ち込みなど急激に発症または症状の悪化により、早急な対処が必要なときがあります。

当院では休日や夜間を問わず24時間365日体制で、精神科救急患者の相談を受付けており、緊急的な措置診察にも対処できます。また急性期症状のある方に対しては、急性期治療病棟への入院手続きを進め、専門的な入院治療による症状改善や緩和を図ります。

緊急相談窓口

0574-25-3188にご連絡ください。
平日の日中は医療相談室が、夜間や休日は看護師が対応します。
原則予約制ですが、緊急性のある患者様に対してはその限りではありません。